ダージリン・アールグレイ・アッサムの違い|スーパーで買える紅茶を飲み比べレビュー
「結局どれを買えばいいの?」——スーパーの紅茶棚で立ち尽くした私が、
ダージリン・アッサム・アールグレイを実際に飲み比べて、香り・味・シーン別の選び方をつかみました。
初心者でも“今日から迷わない”基準を、体験レビューと一緒にやさしく解説します☕
まず結論:こう選べば失敗しない
- 香り重視でストレートなら → ダージリン(軽やか&華やか)
- 気分転換の香り&汎用性なら → アールグレイ(柑橘アロマ/ストレートもミルクも)
- 濃厚なコク&ミルクティーなら → アッサム(力強く満足感)
3種の違いが一目で分かる比較表
項目 | ダージリン | アールグレイ | アッサム |
---|---|---|---|
カテゴリ | プレーンティー(インド・高地) | フレーバーティー(ベルガモット香り付け) | プレーンティー(インド・平地) |
香り | 花・果実様(マスカテル)で華やか | 柑橘(ベルガモット)が爽やかに立つ | モルティー(麦芽の甘み)で力強い |
味わい | 軽やか&上品、渋みは弱〜中 | ベース茶葉次第/香りが味を引き上げる | 濃厚なコク、渋みは中〜強 |
おすすめ飲み方 | ストレート(砂糖なしが◎) | ストレート/少量ミルク/アイス | ミルクティー/ロイヤルミルク/チャイ |
スーパー適正 | ◯(大手ブランドで入手可) | ◎(定番/選択肢が豊富) | ◎(ティーバッグ多数) |
ダージリン|香りで選ぶなら(実飲レビュー)
「紅茶のシャンパン」。花束のような華やかさと、軽やかな渋みが魅力。
はじめてのストレート紅茶にぴったりです。

実飲:ルピシアのダージリン ファーストフラッシュ。爽やかで繊細、香りがふっと広がる。

- 味の第一印象:緑茶のようなフレッシュ感+華やかな香り。渋みは穏やかで飲みやすい。
- おすすめシーン:気分転換/読書や作業のお供に。
- 抽出目安:95℃・2〜3分(ストレート)。カップは事前に温めて。
アールグレイ|香り付けで気分転換(実飲レビュー)
ベルガモット(柑橘)の香りをまとったフレーバーティー。
ストレートでも少量ミルクでも、アイスでも楽しめる万能ポジションです。
- 味の第一印象:香りが先行して華やか。ベースがセイロン系だと軽やかで飲みやすい。
- おすすめシーン:午後のリフレッシュ/来客時/アイスティー。
- 抽出目安:95℃・2.5〜3分。ミルクならやや濃いめ→温めたミルクを後入れ。
👉 もっと詳しく:アールグレイはミルクティーに合う?作り方とおすすめブランド
アッサム|コク重視・ミルク派に(実飲レビュー)
濃厚なコクとモルティーさ(麦芽の甘み)。ミルクに負けない力強いボディが魅力です。
- 味の第一印象:コクが太く、満足感が高い。渋みは中〜強でミルク耐性◎。
- おすすめシーン:朝の一杯/甘い焼き菓子と。
- 抽出目安:100℃・3〜4分。ミルク前提ならやや長めに濃い目抽出。
👉 もっと詳しく:濃厚ミルクティーに合う紅茶5選
買い方&淹れ方のコツ(初心者向け)
- ティーバッグから始める:方向性を掴んでからリーフへ。トワイニング/日東紅茶/成城石井オリジナルは入手しやすい。
- お湯は沸騰直後:熱湯で茶葉をしっかり開かせる。カップは事前に温める。
- 抽出は短めスタート:渋みが出すぎないよう、まずは2分台→好みで微調整。
- アイスは“急冷”がクリア:濃いめに出して氷へ一気に注ぐ。水出しなら渋み控えめ&失敗しにくい。
👉 作り方のコツ:ティーバッグ紅茶の美味しい淹れ方 / アイスティーの美味しい作り方|濁らないコツ
よくある質問
Q. ストレートで飲むならどれ?
A. 香りを楽しむならダージリン、爽やかな香り付けを楽しむならアールグレイが◎。
Q. ミルクティー用は?
A. コクの強いアッサムが鉄板。アールグレイに少量ミルクもまろやかでおすすめ。
Q. スーパーで揃う?
A. ほぼOK。トワイニング、日東紅茶、成城石井PBなど。ネットスーパーやAmazonでも買いやすいです。
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