紅茶とスイーツのペアリングまとめ|甘い・酸味・香ばし系スイーツに合う茶葉を紹介
「紅茶に合うお菓子ってどれ?」と迷ったことはありませんか。
同じスイーツでも、モンブランとレモンケーキでは相性の良い紅茶がまったく違います。
本記事では、紅茶とスイーツのペアリングを「甘い系」「酸味(フルーツ)系」「香ばしい・和菓子系」の3タイプに分けて、紅茶 スイーツ 相性をわかりやすく解説します。
紅茶好きの私が実際に組み合わせておいしかった“推しペア”も紹介するので、次のティータイムの参考にどうぞ。
紅茶とスイーツの組み合わせは、香りや甘さのバランスで印象が変わります。
この記事では、実際に飲み比べて感じた「紅茶とお菓子の相性」をタイプ別に紹介し、ペアリングのコツもお伝えします。
モンブラン、チーズケーキ、和菓子など、シーンに合う紅茶がきっと見つかります☕🍰
この記事でわかること
- 紅茶とスイーツの相性を決める3つのポイント
- タイプ別おすすめペアリング(甘い系・フルーツ系・和菓子)
- もっと楽しむためのアレンジやコツ
紅茶とスイーツの相性を決める3つのポイント
紅茶とスイーツをおいしく楽しむためには、味・香り・濃厚さの3つのバランスがポイントです。
この3つの要素を意識するだけで、いつものティータイムがぐっと豊かになります。
① 甘さと渋みのバランス
甘いスイーツには、ほどよい渋みのある紅茶がよく合います。
アッサムやウバのようにしっかりとしたコクのある茶葉は、クリームやチョコレートなど濃厚な甘さを引き締めてくれます。
② 香りの相性
スイーツの風味と紅茶の香りを重ねると、より深い味わいに。
たとえば、柑橘系のスイーツ × アールグレイや、ナッツやキャラメル系 × キームンなど、
香りを合わせることで余韻が広がります。
③ 濃厚さ・口当たりのマッチング
軽いスイーツには軽やかな紅茶、濃厚なスイーツにはコクのある紅茶を。
たとえば、モンブランにはアッサム(ミルクティー)、レモンケーキにはダージリンなど、
口当たりの重さを合わせると全体のバランスが整います。
👉 次の章では、スイーツのタイプ別におすすめの紅茶を紹介します。
「甘い系」「フルーツ系」「和菓子系」それぞれの相性をチェックしてみましょう。
甘い系スイーツに合う紅茶(モンブラン・チーズケーキ・プリン)
バターやクリームのコクがある甘いスイーツには、渋みと香りのバランスが良い紅茶がぴったり。
口の中の甘さをすっきりリセットしてくれるので、最後まで飽きずに楽しめます。
モンブラン × アッサム or アールグレイ

栗のまろやかな甘さとアッサムのコクが重なり、まるで秋そのものの味わい。
香りを引き立てたいときはベルガモットが香るアールグレイもおすすめです。
▶ 詳しくはこちら:アールグレイの香りと味わい

マールブランシェ ロマンの森で戴いたアッサムのミルクティーは、
濃厚でコクがあり、モンブランと一緒に味わうと至福の時間でした。
甘さと渋みのバランスが絶妙で、まさにご褒美の一杯です。
私のお気に入りです。
チーズケーキ × ダージリン

果実のような華やかな香りと軽やかな渋みが特徴で、いちごタルトやレモンケーキなど
フルーツ系スイーツの酸味をやさしく引き立てます。
爽やかな酸味とチーズのまろやかさを調和させるなら、軽やかで香り高いダージリン。
特にセカンドフラッシュの華やかな香りは、ベイクドチーズケーキと相性抜群です。

ルピシアのダージリン・ファーストフラッシュは、花のように華やかな香り。
すっきり軽やかで、モンブランやチーズケーキの後味を爽やかにまとめます。
この一杯が、私が紅茶にハマるきっかけになりました。
プリン × ウバ

爽やかな渋みとキレのある味わいが特徴。
カステラやどら焼きなど、やさしい甘さの和菓子と好相性です。
カラメルの香ばしさと卵のやさしい甘さに合わせるなら、すっきりした渋みをもつウバ。
甘さを引き締め、後味を爽やかに整えてくれます。

ルピシアのセイロン・ウバは、キレのある渋みと爽やかな香りが特徴。
生クリーム系のスイーツと合わせると、後味がすっきりと引き締まります。
食後のリフレッシュティーにぴったり。
酸味(フルーツ)系スイーツに合う紅茶(いちごタルト・レモンケーキなど)
フルーツ系スイーツには、爽やかで香りが立つ紅茶がベストマッチ。
果実の酸味や甘酸っぱさを引き立ててくれる、軽やかなタイプを選びましょう。
いちごタルト × セイロン(ディンブラ)

すっきりとした香りとやさしいコクがあり、チーズケーキやモンブランなど
コクのあるスイーツとも好相性。
ストレートでもミルクティーでも楽しめる、バランスの良い味わいです。
ストレートでもアイスでも楽しめて、見た目にも華やかです。

成城石井のセイロン・ディンブラは、すっきりとした香りとやわらかなコク。
洋菓子にも和菓子にも合わせやすく、毎日の一杯にも最適です。
バランスのとれた万能タイプの紅茶です。
レモンケーキ × ニルギリ
レモンの香りとバターの風味には、クセの少ないニルギリがよく合います。
冷やしても味がにごらず、アイスティーにしても爽やかに楽しめます。
フルーツタルト × ダージリン or アールグレイ

ベルガモットの柑橘系の香りがふわっと広がる定番のフレーバーティー。
レモンケーキやフルーツタルトなど、爽やかな甘さのスイーツとよく合います。
果実の種類によって紅茶を変えるのも楽しいです。
ベリー系にはダージリン、柑橘系にはアールグレイを。香りと酸味の調和が絶妙です。

トワイニングのアールグレイは、ベルガモットの爽やかな香りが心地よい一杯。
洋栗系のモンブランやチョコスイーツを軽やかにまとめてくれます。
気分を切り替えたいときにもおすすめです。
香ばしい系・和菓子に合う紅茶(スコーン・どら焼き・カステラ)
香ばしい焼き菓子や和菓子には、まろやかでコクのある紅茶がよく合います。
落ち着いた香りが素材の甘さを包み込み、ほっとするひとときを演出します。
スコーン × セイロンブレンド

明るい色合いとやわらかな渋みが特徴のすっきりとした紅茶。
カステラやシフォンケーキなど、軽めのスイーツと合わせると口の中を爽やかに整えてくれます。
香ばしい焼き菓子には、ミルクを加えても崩れないセイロンブレンドがぴったり。
クロテッドクリームやジャムをのせて、ゆったりしたティータイムに。

トワイニングのセイロン・オレンジペコは、すっきりとした口当たりで毎日でも飲みやすい紅茶。
カステラやシフォンケーキなど、やさしい甘さのスイーツとよく合います。
食後の一杯にもぴったりな、軽やかで上品な味わいです。
どら焼き × キームン(祁門紅茶)
ルピシアの「キームン・クイーンズホープ」。蘭の花のような香りと穏やかな渋みが魅力の祁門紅茶です。黒糖や餡の甘さに寄り添う、ほのかなスモーキーフレーバーが特徴のキームン。
日本茶のような奥行きがあり、和スイーツとの相性が抜群です。

ルピシアのキームン・クイーンズホープは、蘭の花を思わせる華やかな香り。
渋みが少なくまろやかで、ゆったりとしたティータイムにぴったり。
チョコレートやナッツ系のスイーツともよく合います。
カステラ × アッサム or ウバ
ルピシアのセイロン・ウバで淹れたミルクティー。爽やかな香りとすっきりとした後味が魅力です。
トワイニング「ゴールデンアッサム」で作るミルクティー。しっかりしたコクと甘みがモンブランにもぴったりです。しっとりとした甘さのカステラには、コク深いアッサムやキレのあるウバが好相性。
温かいミルクティーにして、ゆっくり味わいたい組み合わせです。
スーパーやコンビニで買える手軽なお菓子例
「紅茶に合うお菓子」と聞くと、スコーンやタルトのような特別なスイーツを思い浮かべるかもしれません。
でも実は、スーパーやコンビニで買える身近なお菓子でも十分にティータイムを楽しめます。
ビスケット・クッキー
森永の「マリー」やロータスの「カラメルビスケット」など、シンプルなビスケットはどんな紅茶とも相性抜群。
特にアッサムやウバなど渋みのある紅茶と合わせると、お菓子の甘みが引き立ちます。
チョコレート
明治の「チョコレート効果」やガーナなど、コンビニでも手に入るチョコはアッサムやアールグレイと好相性。
ビター系なら紅茶の渋みと調和し、ミルクチョコなら優しい甘さが広がります。
フィナンシェ・バウムクーヘン
コンビニスイーツの定番、フィナンシェやバウムクーヘンはアールグレイやダージリンにぴったり。
紅茶の香りとバターの風味が調和して、ちょっと贅沢な気分になれます。
和菓子
意外に合うのがどら焼きや羊羹。
アッサムやセイロンと合わせると、あんこの甘みを紅茶がすっきり流してくれて後味も軽やかです。
「特別なお菓子じゃなくても、紅茶と組み合わせればティータイムはぐっと豊かになる」というのが私の実感です。
お気に入り体験談まとめ
アッサムミルクティーとモンブラン(マールブランシェ・ロマンの森)
初めてアッサムのミルクティーを体験したのが、マールブランシェ・ロマンの森。
濃厚でコクのあるアッサムが、モンブランの甘さと重なり合い、贅沢なティータイムになりました。
「紅茶とスイーツってこんなに相性が良いんだ」と実感した思い出です。

手作りスコーンとプリンス・オブ・ウェールズ(トワイニング)
自宅で焼いたスコーンに合わせたのは、トワイニングの「プリンス・オブ・ウェールズ」。
やわらかな渋みと落ち着いた香りが、スコーンの素朴な甘さとぴったり。
休日の午後、ゆったりと過ごすのに最高の組み合わせでした。

よくある質問(FAQ)
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Q. コンビニスイーツでも紅茶と合いますか?
- もちろんです。ローソンのバスチーやセブンのカスタードプリンには、軽やかなセイロンティーがよく合います。
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Q. 和菓子と合う紅茶は?
- カステラやどら焼きなどには、香ばしいキームンや渋みの少ないディンブラがおすすめです。
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Q. 紅茶とスイーツを一緒に出すときのコツは?
- スイーツの甘さに合わせて紅茶を選ぶのがポイント。濃厚ならアッサム、軽やかならダージリンが合います。
紅茶とスイーツのペアリングをもっと楽しむ3つのコツ
紅茶とスイーツの香り・甘さ・口当たりを意識するだけで、日常のティータイムが驚くほど変わります。ここでは、すぐ試せる3つのポイントをまとめました。
- 香りを重ねる・対比する:柑橘系スイーツ×アールグレイ、濃厚系×アッサムなど。
- 温度を使い分ける:ホットは香り立ち、アイスはキレが出て後味すっきり。
- ミルク・レモン・はちみつ:少量のアレンジで印象がガラッと変化。
まとめ:紅茶とお菓子で広がるティータイムの楽しみ
紅茶とお菓子の組み合わせは、ちょっとした工夫で日常を特別な時間に変えてくれます。
ダージリンにフルーツタルト、アッサムにモンブラン、アールグレイにレモンタルト…
どれも「紅茶の個性」と「お菓子の甘み」が引き立ち合う瞬間です。
ぜひご自身でもお気に入りの組み合わせを探してみてください。
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どの記事も実際に飲み比べながらまとめています。気になるテーマから読んでみてください☕
参考:日本紅茶協会(紅茶の基礎知識・楽しみ方)
今日のティータイムは、どのスイーツとどの紅茶を合わせてみますか?小さな実験から“お気に入りの一杯”が見つかります🍰☕


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