アイスティーにおすすめの紅茶品種5選|爽やか&濁らない茶葉の選び方【初心者向け】
「アイスティーを作っても濁ってしまう…」「どの茶葉を選べばいいの?」──そんな悩みに応える、アイスティーに向く茶葉選び特化ガイドです。冷やしても香りが立ち、見た目もクリアに仕上がる茶葉を厳選しました。
アイスティーに向く紅茶の条件|濁らず香りを楽しむために
- 渋み・苦みが少ない…冷やすと渋みが立ちやすいので、もともと穏やかな茶葉が◎。
- 冷やしても香りが残る…柑橘・青リンゴ・フローラルなど爽やかなアロマ。
- 水色(すいしょく)が濁りにくい…クリアな見た目だと味の印象もUP。
アイスティーにおすすめの紅茶品種5選
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品種 | 香りの傾向 | 濁りにくさ | おすすめの作り方 | ペアリング |
---|---|---|---|---|
ニルギリ(インド) | 爽やか・クセが少ない | ★★★★★ | 急冷 or 水出し | サンドイッチ、柑橘スイーツ |
ディンブラ(スリランカ) | 香り・渋み・コクのバランス | ★★★★☆ | 急冷(オンザロック)/アイスミルク | バタークッキー、マドレーヌ |
ヌワラエリヤ(スリランカ) | 青リンゴのような清々しさ | ★★★★☆ | 急冷(ストレート) | レモンパウンド |
セイロンブレンド | すっきり・デイリー向き | ★★★★☆ | 急冷/水出し どちらも扱いやすい | スコーン、朝食プレート |
アールグレイ(フレーバー) | ベルガモットの柑橘香 | ★★★★☆ | 水出し or 急冷(ストレート) | チーズケーキ、フルーツタルト |
1. ニルギリ(インド)|爽やかで濁りにくい夏向け紅茶
渋みが少なくクセのない軽やかさ。急冷でも白濁しにくいため、はじめてのアイスティーに最適です。ティーバッグなら計量不要で忙しい日も失敗しにくい。
2. ディンブラ(スリランカ)|バランス良好。アイスミルクティーにも◎
香り・渋み・コクのバランスが良い万能タイプ。ストレートはキレが良く、ミルクを少量加えても紅茶の風味が残ります。
3. ヌワラエリヤ(スリランカ)|青リンゴのような清々しさ
高地産らしい繊細さと爽快感。氷を入れても香りが損なわれにくく、暑い日にぴったり。
4. セイロンブレンド|家族で楽しめる定番。急冷・水出しどちらも扱いやすい
クセが少なくすっきり。大量に仕込む水出しにも、グラスでさっと作る急冷にも対応するデイリーの味方。
5. アールグレイ(フレーバーティー)|柑橘の香りが涼やか
ベルガモットの香りが冷やしても立ちやすく、おもてなしにも映えます。昼間はレディグレイ(トワイニング)の爽やかさも◎。
▲トワイニングのレディグレイ
▲ルイボスのアールグレイ
作り方のポイント(急冷 vs 水出し)
- 急冷(オンザロック):濃いめに淹れて、熱いうちに氷たっぷりへ一気に注ぐ。香り高くキレのある味に。
- 水出し(コールドブリュー):茶葉10g+水500mlを冷蔵で4〜6時間。渋み少なくまろやか。
くわしい手順や“濁らない”コツは、ティーバッグ紅茶の美味しい淹れ方|初心者でも失敗しないコツ と、「アイスティーの美味しい作り方|濁らないコツ」(作り方特化)をご覧ください。
ティーバッグ vs リーフ(茶葉)|どっちがアイス向き?
まずはティーバッグでOK。計量いらずで再現性が高く、同じ濃さを作りやすいです。香りの伸びを重視するなら、慣れてきてからリーフに挑戦を。
よくある質問(FAQ)
Q. どの茶葉でもアイスティーにできますか?
A. 可能です。ただし渋みの強い茶葉は冷やすと渋さを感じやすいので、本記事の5品種から始めると失敗しにくいです。
Q. 作り置きはできますか?
A. 冷蔵で24時間以内に飲み切るのがベスト。香りの鮮度が落ちやすいため。
まとめ|夏はお気に入りの茶葉で香り豊かなアイスティーを
- クリアでおいしいアイスには、茶葉選びが近道。
- 爽やか重視ならニルギリ/ヌワラエリヤ、万能ならディンブラ/セイロンブレンド、香り演出ならアールグレイ。
- 作り方は急冷=香り高く、
水出し=まろやか。気分で使い分けましょう。
※この記事内の一部写真はイメージです。実飲撮影でき次第、順次差し替えます。
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