『紅茶って難しい?』と思っていた私が、ティーバッグで驚くほど美味しく淹れられた理由
最初の一杯は渋すぎて挫折…でも大丈夫。
お湯・時間・湯量の3つを整えるだけで、ティーバッグでも「え、こんなに違うの?」な一杯に。
私が失敗から学んだ“再現性の高いコツ”をぎゅっとまとめました。
最初の失敗と、味が変わった小さな工夫
紅茶をはじめた頃、私の一杯は渋すぎて飲めない状態でした。原因は“なんとなく”で抽出時間を伸ばしていたこと。
そこでタイマーで2分にしてみたら、香りがふわっと立って味が一気にクリアに。
「紅茶って難しい」から「手順で美味しくなる」に、私の中で認識が変わりました。
美味しさの3カギ:お湯・時間・湯量
- お湯:基本は沸騰直後(95〜100℃)。カップも事前に温める。
- 時間:目安は2〜3分(渋みが出やすいと感じたら2分スタート)。
- 湯量:ティーバッグ1個に150〜200mlが安定。マグの大きさで薄くなりがちに注意。
ダージリン:95℃/2〜3分|アッサム:100℃/3〜4分(ミルク前提)|セイロン:95℃/2.5〜3分
60秒で分かる!ティーバッグの正しい手順
- カップを熱湯で温め、湯を捨てる。
- ティーバッグを入れ、沸騰直後のお湯をそっと注ぐ(150〜200ml)。
- フタ(小皿でOK)をして2分蒸らす。香りを閉じ込めるのがポイント。
- ティーバッグを数回ゆっくり上下して取り出す(ぎゅっと絞らない)。
- まずは一口ストレートで香りを楽しんでから、砂糖やミルクで微調整。
※濃さは「時間」で調整。茶葉を増やさず再現性を保つのがコツ。
よくある失敗と対処法(渋い/薄い/香りが弱い)
症状 | 原因 | すぐできる対処 |
---|---|---|
渋い | 抽出時間が長い/湯量少なすぎ | 次回は2分から/湯量を150→180mlへ |
薄い | 湯量が多い/蒸らし不足 | 200→170mlに/フタをして2分30秒 |
香りが弱い | ぬるいお湯/カップが冷たい | 沸騰直後+事前にカップを温める |
初心者に優しいブランドと買い方
トワイニング:まずは迷わず“ベストファイブ”から
スーパーで手に入る定番。5種類を少量ずつ試せる「ベストファイブ」は、
最初の一箱にちょうどいいお試しセット。私はここから好みの香りを見つけました。
- 5ブレンドを1箱で試せる → 好みが早く見つかる
- 手に入りやすく続けやすい価格
- 気に入ったら単品ボックスにステップアップ

トワイニングの「ベストファイブ」は、最初に買って大正解でした。 5種類が入っているので「次はどれを淹れようかな?」と選ぶのも楽しかったです!
成城石井:毎日の一杯にちょうどいいセイロン(ディンブラ)
バランスがよくストレートもアイスも失敗しにくいディンブラ。私のデイリー枠。
ポテトチップスやクッキーなど軽いおやつとも相性◎
- クセが少なく初めてでも飲みやすい
- ティーバッグ30袋など数量がちょうどいい
- アイスにしても濁りにくい(やや濃いめ→急冷がコツ)
ルピシア:ご褒美に選ぶダージリン・ファーストフラッシュ
ふわっと花や果実を思わせる香り。ストレートで香りを満喫するのに最適。
私は「今日は頑張った」のご褒美デイに淹れています。
- 華やかな香り&淡い黄金色の水色
- 95℃・2〜3分を目安に短め抽出で繊細さキープ
- 季節・産地の違いを比べる楽しさも
アレンジのコツ:アイス/レモン/ミルク
アイス(急冷)
濃いめ(熱湯150ml/3分)に淹れて、氷たっぷりのグラスへ一気に。
クリアに仕上げたい人はセイロンやニルギリ系が安心。
レモン
セイロンやヌワラエリヤのクリーンな香りと相性◎。砂糖を先に溶かしてからレモンを。
ミルク
アッサムを100℃/3〜4分で濃いめに。ミルクは人肌〜70℃に温めて最後に後入れすると香りが残る。
よくある質問(FAQ)
Q. ティーバッグでも本当に美味しくなりますか?
A. はい。温度・時間・湯量を守るだけで驚くほど改善します。まずは2分・180mlで。
Q. お店によって「水出しOK」と書いてあるティーバッグがありますが?
A. あります。水出し対応の表示がある商品は渋みが出にくく、夜でも安心。時間は4〜6時間が目安。
Q. 紅茶がすぐ冷めてしまいます…
A. カップ予熱+フタ蒸らしで改善。冬はマグより口の狭いカップが保温に有利です。
まとめと次に読む
ティーバッグは手順=結果。
「お湯は沸騰直後」「2分から」「150〜200ml」の3点だけで、いつもの一杯が見違えます。
まずは家にあるティーバッグで、今日の夜から試してみてください☕
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